沈黙という名の・・・・・
保護者の皆様いつもご協力等ありがとうございます。
西尾さん、古林さん、寺田さん連絡ありがとうございます&返信できていなくて申し訳ありません。
返事をどう書こうか悩んでしまって時間だけ過ぎてしまって(笑)ただお気持ち頂いています。ありがとうございます。
さて、3年生が練習に参加しなくなり1カ月近くが経とうとしています。
人数は減りましたが、その分目が行き届くので色んな選手の色んな部分を発見することができありがたいですね。
当然、嬉しい部分を発見することもあれば残念な部分を発見することもあります。
例えば
「自分を発せれない」部分。
やっぱり僕たち1,2年生は3年生に甘えていたんだなぁと思います。
それは3学年一緒に行動していたのでその部分の悪い面が出ているのかなとも思います。
ただ、組織には2・6・2の法則と言って
その組織を引っ張る2割。その組織に協力しない2割。どちらでもない6割。に分かれると言われます。
そういう意味では引っ張る2割を3年生の選手の何人かが担っていたので当然しょうがない部分ではあるとは思います。
でも僕は失敗してもいいから結構この「自分を発する」部分には重きを置いているのでちょっと残念ではありました。
3年生を見習って、自分で言う、聞く、考える、行動する、枠から出る、相手を想う。
失敗しても一緒に考えてやり直していく。方がいいと思っています。
「自分を発する」事をしなければ失敗もしないけど成長も他人任せになり得るじゃないでしょうか?
その話の延長ですが
先日の練習で集中力及び正確性の練習のために
対面パスで一定時間内にできるだけ多くのパスを競う練習をしていました。
1番多くパス交換をできる選手2人が1分間に110回だとします。
次やる時に一回でも多くするには何が大事か全員に問いました。
3つ程の意見を言ってくれました。
・相手が蹴りやすい所に出してあげる
・浮かさない
・予備のボールを準備しておく
他に何があるでしょうか?
と、聞くことはなく私は対面の選手といきなりパス交換を始めました。
1回目のパスは早いパス。2回目のパスは遅いパス。3回目は早く。4回目は遅く。
早いパスと遅いパスを交互に出します。だいぶ長い時間続けました。
長い沈黙が続きます。パスの音だけがグラウンドに響きます。
あなたなら何を考えるでしょうか?
ちょっといじわるですがパス交換しながらどの選手が何をしてくれるかすごく期待していました。
長い沈黙と周りと一緒という壁を破り
喬祐君が「早いパスを出す」と発言しました。
とても素晴らしい事だったと思います。
ただ、答えからは遠くなったとしても何をしたっていいと思います。
真似をして早いパスと遅いパスを繰り返す。
監督に「何をすればいいですか?」と聞く。
その2つは思慮が浅いかもしれない、でも何もしなければ1時間でも2時間でもその早いパスと遅いパスの交互のパスを見る羽目になっていたかもしれません。
目の前で起こる現象の中で今までのヒントを頼りに自分なりの答えを考え
そして勇気を持って行動する、自分を発する。
サッカーそのもの、人生そのものではないでしょうか?
成功すれば素晴らしいし、たとえ失敗しても次につながると思います。