高円宮杯U-15滋賀県大会
高円宮杯U-15滋賀県大会
1回戦 試合動画
淡海FC 1 - 2 MIO東近江 得点 岡本 佐川
画像は一点目のPKのシーンです。
画像が荒く分かりづらいですが②が誰よりも早く詰めています。
試合中に意味が分からないと声が上がっていましたが対戦相手が1試合しただけで意味の分かる存在ではないです。
僕でさえ未だに捉えきれていないのに。
「分かりません」「出してもらってからは走れます」「覚えていません」
「味方が蹴れるタイミングで走り出せばボール受けれるだろ」「斜めに相手DFの裏に走ればパスもらえるだろ」「あのタイミングはGKが完全に取れたからファールだろ」
彼とのやり取りの中で分からないのを言い訳にしている部分もあるでしょうが実際に本当にそう感じている部分もあるのでしょう。
「怒った方が走れるので試合中はそうしています」「今は怒っているので痛くありません」
他人より技術で劣るからか、ただパフォーマンスが上がるからか、サッカーを戦いとして捉えているのか。
多分、本人にも分かっていないのだろうとは思うけど・・・端的に感情をコントロールしている。
自分でさえ大事ではないと言ってプレーしていた彼がチームの中で居場所があり、感謝され、どうでもいいプレーをしなくなり。
今回だけなのか、これからずっとなのか。
よく分からず、そしてふと自分と重ね。
ただ、1年ぶりにこのチームの試合を見に来た方に「彼の頑張りに心が響いた」と言われ、救われて。
彼も僕と同じようにそれを聞いて救われるのでしょうか。
それとも言うのかもしれないと思っています。「覚えていません」と。