僕も小学生~幼稚園のこどもを持つ父親です。
どの子とは書きませんがそのうちの1人はまぁ取り掛かりが悪い(笑)
ほんとにいつまでもソファーでダラダラしています。
行動させるまず1つ目は 恐怖 ですね。
叱る、怒る
今はまだ幼いので叱る、怒るを使いながら行動させています。
例え大きくなったとしても子どもが僕に対して怖い感情を持っていれば叱る、怒ることでいうことを聞き勉強に取り掛かるでしょう。
次は 共感 です。僕の家でも子ども達は僕が叱った場合はよく聞きますが嫁さんが同じことをしてもほとんどいう事を聞きません。
これは嫁さんに対し怖くないと思っているからでしょう。
こういう場合は相手に対して共感してあげましょう。
相手が
なぜ行動できないのか?
どう思って、どう感じているのか?
相手の考えや行動を理解し、受け入れてあげる。そして共感してあげる。そして相手に対し声掛けをしてあげる。
次は メリット、デメリット を明確にしてあげる。もしくはメリット(ご褒美)、デメリット(罰)を与える。
人間は良い事を得るためと嫌なことを避けるために行動します。
子どもの視点になって勉強をすることで良い事、嫌なことを提示してあげましょう。
この時の工夫として、普通は良い事を得るよりも嫌なことを避けるための方が人は力を発揮しやすい。
そして、男性は女性に比べると 視覚 で物事をとらえ行動しやすいので言葉でなく写真や映像で提示したほうがより効果的だと思います。
子どもの好きなお店のチラシを見せていい成績を取ればここに連れて行くといった感じでしょうか?
嫌なことは子供が怒ったことを思い出してあげればいいと思います。
怒りというのは強いエネルギーになりますし、それを避けるためには行動する。
うちの子供で言えば宿題が終わらずにテレビゲームが出来ず怒っている時を写真で見せるとかでしょうか(笑)
他にも 競争、 ご褒美を細かくする、 習慣にする といったところですかね。
競争はプリント1枚とお皿洗いが終わるまで競争したり、
ご褒美を細かくするというのは決めた時間までに机に座ればシール1枚、時間までにプリントをやり始めれればシール1枚、プリントやり終えればシール1枚。シール10枚でうちではマンガを一冊与えています。
習慣というのは文字通りですね。
うちの子どもを例に書いたので分かりにくかった部分も多々あったとおもいますがそこはご了承ください。
人に行動を促すには知識を技術、工夫が必要です。こどもによって個人差もありますし僕も本当に毎日うちの子どもの事や選手の事で頭を悩ませています(笑)
ただ、大事なのは子どもと同じ視点に下がって考えてあげることはあっても
視点(臨場感)自体は基本的には上から物事を考えてあげた方が良いでしょう。
全く同じ視線になってしまったらこっちが感情的になりすぎてしまい、色々な知識や技術を使えずじまいになってしますことも考えられますから・・・・・・
上手くいった場合は驚くほど行動を行い継続もします。
僕もそうできるよう日々精進します。
10月26日㈯
今日は城山中学にて午前中は練習、午後は試合を行いました。
城山中学の先生には9月の高円宮杯の前、まだ3年生がいる時の練習試合にて選手達の事を褒めてもらっていました。
先日、練習試合をお願いしたところ午前中に是非合同で練習を見てもらえませんか?と声をかけていただきました。
思えば城山中学はMIO東近江が、先日引退した選手達が初めて練習試合をしにいった中学です。
僕たちの最初の対外試合で僕たちは1年生しかいなかったのもありますが今もボコボコにやられたのが昨日の事のように思い出されます。
そういやあの日はあまりにもやられてたので試合に出させてもらいましたね(笑)
そういう中学の先生が少なくとも2年半の成長を気に入ってもらい練習を一緒にと言って頂けたことは高円宮杯では結果が残せなかった彼らにも僕にもご褒美を頂いた気持ちでした!!
当然僕も3年生たちもまだまだ伸びしろを残せたし今もそうですが、でもそういう風に言って頂けたことは本当にありがたかったです!
さて、今日の題名並びに練習内容ですがチームの選手達には半年ぐらいはかけて話したり習得していく練習を半日でババッとやったので城山中学の選手達は頭の中にあんまり残ってないかもしれないですね。
それではもったいないので是非彼らもこのブログを見て思い起こしてもらいたいです。
ちなみに練習後に選手達に今日僕がやったことを何でもいいから思い出してと話をした際、1番多く声が上がったのは「あおや」でした。
では、練習でやったことを挙げていきます。
と、その前に今日の練習で僕が何を伝えたかったか、もしくは普段指導するにあたって何に重きを置いているかを・・・・・
■1つは心やその選手自身、個人です。
基本的には選手達には君が君であることが素晴らしいという話をしたり、そういう思いで接しています。
でもこれには気を付けなければならない事があり、それは大半の人間は甘えるし怠惰に陥りやすいという点です。
あまりにも規律がなく個人を許容しすぎると甘え、怠けが強くなり我慢強さが損なわれる。
ただ、僕はそこさえも認めてあげたい気持ちも持っています。
今日も1人の選手と話し合いましたが
味方がボールを奪われたときにイラッとしてプレーを止めてしまう。
君のその感情や行動は理解できる。ただ、切り替えて守備に行く方がチームにとっても君というサッカー選手の質にとっても良いよね。という話をしました。
つまりはそういう事です。甘えや怠けをしてしまっているね、でもしない方が良いよね。
頭ごなしに甘えるな、怠けるなの方がそりゃてっとり早いです。
でもそれは余程の場合を除きナシです。
少し回りくどいかもしれないけれどその回りくどいやり方が大事だと思っています。
なぜならこのチームを離れた後も彼らの人生は続くからです。
このチームの評判や目先の指導のし易さだけで言ったらもっと規律を厳しくした方が楽です。
でも、それでは選手達が僕からもしくはチームから離れた時に押さえつけたリバウンドの可能性が高まると思っているのもあるし、そういう選手の集団は見やすいけど個性に欠けて面白くないですね。
甘えや怠けには目を配りながら選手の個性や選手自身、自分を発せられる雰囲気なんかには気を配っています。
■もう1つは技術面。
利き足を意識したボールの持ち方、運び方が出来る事。
その上でボールが持て、ボールを意のままに扱えること。
相手との間合いの把握、駆け引き。相手の逆をつく事。
に重きを置いて指導しています。逆に言えばこれ以外はほとんど自由にさせているつもりです。
それを踏まえた上で今日は
1,ジグザグドリブル
2,ドリブルのサーキット練習
3,リフティング
4,4対2をやりました。
本当は4対4、同数のボール回し、ゲームまでやるつもりでしたが時間の関係でまた次の機会にという事で途中で終わりました。
ジグザグドリブルは野洲校のコーチの方に教えてもらったんですが(笑)
その中で
「あるいている時は利き足で運ぶ」
「おくの選手を見ながら抜いていく」
「やわらかい膝や肩で抜いていく」
という僕なりの話を3つしました。
3つを話して10分練習して、僕が何に意識してやろうといったか問うてみる。
ほとんどの選手は3つ出てこないんですよね。
だから覚えれるために工夫する。文章3つは覚えられなくても3文字は覚えられる、しかも城山中学のユニの色に被せて「青や」としようと話をする。
もう10分練習して、僕が何に意識してやろうといったか問うてみる。
ほとんどの選手は3つ出てくる。
頭が良くなりたい、サッカーが上手くなりたい選手は覚える工夫をするように伝えてあげる。
ドリブルのサーキット練習、リフティングでも利き足を意識して。
4対2は本当は20個伝える項目がありますが、その内の
●体の向き
●止めるボールの位置
●相手が来ていない時通るパス
●相手が来ている時の間合い、通るパス、逆をつく話をしました。
普段の練習中はほとんどしない話も今日は5,6個伝えました。
●自分がなりたい、目指すような人のそばにいること。
●環境を変えるのはアリという話。でも自分を変えるのはもっと手っ取り早いという話。
●過緊張状態を引き起こす視床下部は筋肉のようにそのプレッシャーに対し与えられる毎に強化されていくという話。
●細かい所が大きな違いを生む話。
●自分を行動させるために罰、褒美、時間、他人を利用する話。
●脳に情報を入れ易くなる時間帯の話。
ここで書いているだけでも多大な量ですが、選手達にはこの中の1つでも持ち帰ってもらえたら嬉しいという話をしました。
城山中の選手達もそうですがMIO東近江の選手達にとっても復習の良い機会になったと思います。
僕自身も指導のアウトプットをすることで指導の見直し、構築の強化が出来ました。
このような機会を与えて頂いた城山中学の選手、先生には本当にありがたく思っています。
ありがとうございました。
次回のブログにはテスト期間ということもありますので
「こどもに勉強をさせるには」という題で書こうと思っています。
保護者の皆様いつもご協力等ありがとうございます。
西尾さん、古林さん、寺田さん連絡ありがとうございます&返信できていなくて申し訳ありません。
返事をどう書こうか悩んでしまって時間だけ過ぎてしまって(笑)ただお気持ち頂いています。ありがとうございます。
さて、3年生が練習に参加しなくなり1カ月近くが経とうとしています。
人数は減りましたが、その分目が行き届くので色んな選手の色んな部分を発見することができありがたいですね。
当然、嬉しい部分を発見することもあれば残念な部分を発見することもあります。
例えば
「自分を発せれない」部分。
やっぱり僕たち1,2年生は3年生に甘えていたんだなぁと思います。
それは3学年一緒に行動していたのでその部分の悪い面が出ているのかなとも思います。
ただ、組織には2・6・2の法則と言って
その組織を引っ張る2割。その組織に協力しない2割。どちらでもない6割。に分かれると言われます。
そういう意味では引っ張る2割を3年生の選手の何人かが担っていたので当然しょうがない部分ではあるとは思います。
でも僕は失敗してもいいから結構この「自分を発する」部分には重きを置いているのでちょっと残念ではありました。
3年生を見習って、自分で言う、聞く、考える、行動する、枠から出る、相手を想う。
失敗しても一緒に考えてやり直していく。方がいいと思っています。
「自分を発する」事をしなければ失敗もしないけど成長も他人任せになり得るじゃないでしょうか?
その話の延長ですが
先日の練習で集中力及び正確性の練習のために
対面パスで一定時間内にできるだけ多くのパスを競う練習をしていました。
1番多くパス交換をできる選手2人が1分間に110回だとします。
次やる時に一回でも多くするには何が大事か全員に問いました。
3つ程の意見を言ってくれました。
・相手が蹴りやすい所に出してあげる
・浮かさない
・予備のボールを準備しておく
他に何があるでしょうか?
と、聞くことはなく私は対面の選手といきなりパス交換を始めました。
1回目のパスは早いパス。2回目のパスは遅いパス。3回目は早く。4回目は遅く。
早いパスと遅いパスを交互に出します。だいぶ長い時間続けました。
長い沈黙が続きます。パスの音だけがグラウンドに響きます。
あなたなら何を考えるでしょうか?
ちょっといじわるですがパス交換しながらどの選手が何をしてくれるかすごく期待していました。
長い沈黙と周りと一緒という壁を破り
喬祐君が「早いパスを出す」と発言しました。
とても素晴らしい事だったと思います。
ただ、答えからは遠くなったとしても何をしたっていいと思います。
真似をして早いパスと遅いパスを繰り返す。
監督に「何をすればいいですか?」と聞く。
その2つは思慮が浅いかもしれない、でも何もしなければ1時間でも2時間でもその早いパスと遅いパスの交互のパスを見る羽目になっていたかもしれません。
目の前で起こる現象の中で今までのヒントを頼りに自分なりの答えを考え
そして勇気を持って行動する、自分を発する。
サッカーそのもの、人生そのものではないでしょうか?
成功すれば素晴らしいし、たとえ失敗しても次につながると思います。