○○あれ○○○あれとバネは在りもてる命を生かすこそ道
先日、東近江市近隣の経営者が集まる勉強会にお呼びしていただき参加してきました。
大きな企業から名を聞く企業の経営者が30名ほど集まり、講座が終わり、その後6名ずつに分かれグループディスカッション。
お題は「個々(従業員)が輝くためにあなたは明日何をしますか?」
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あなたならここでどうしますか?
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今、一人目の経営者が「個々(従業員)が輝くためにあなたは明日何をしますか?」について話をしています。
5番目に順番が回ってくるあなたは蒼々たる顔ぶれの中、10分後くらいには「個々(従業員)が輝くためにあなたは明日何をしますか?」について意見を言う番が回ってくる。
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さあ、あなたならここでどうしますか?
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まあ、状況は何だっていいんですが、考えてみてください。
例えば、保護者会の会合で何かについての意見を言う番が順に回ってきている。
会社である案件についてプレゼンをしなければならなくなった。
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さあ、あなたならここでどうしますか?
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これは私の元々の考えとかではないです。以前、広瀬一郎さんの灯火という勉強会に参加した経緯からの意見ですが99パーセントの人は
「どうやって」とか「どのように」自分の意見を言おう?「どうやって」とか「どのように」自分の意見を相手に伝えよう?と思考すると思います。
灯火から言うとまず思考しなければならない方向は「なぜ」。
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あなたが何か意見を言うとき、「どうやって」ではなく「なぜ」。
だいぶ難しい話になりますが、「どうやって」ではなく「なぜ」、
どうやって周りの5人の経営者に「個々(従業員)が輝くためにあなたは明日何をしますか?」についてあなたの意見を伝えるのかではなく
なぜ周りの5人の経営者に「個々(従業員)が輝くためにあなたは明日何をしますか?」についてあなたの意見を伝えるのかを考えてから行動する。
戦略的思考、理論的思考の1歩目です。
灯火では6日間で広瀬さんに理論的思考方法のためにボコボコに指摘をされました。
灯火を受けたのが5年前。その後その学びを忘れかけている日常生活の中で地で理論的な言動をされた方は一人だけでした。
周防さん。市役所の方に体育館でのフットサル禁止の見解を求めているときの言動。
そしてこの勉強会で2人目。
その方のこのお題に対する一言目は「まず個々の輝きっていう言葉自体が何を指しているかはっきりしていないけれど・・・・・」
あいまいなお題に対して普通は自分の方向から解釈したり、自分の都合よく解釈したりして話し始める人が多いです、僕も含め。
なぜなら優先が
なぜではなく、どうやってだから。
でもそれでは理論的に相手にモノを伝えられなくなり、そもそもお題に対して互いがあいまいな解釈から議論を始めていたらぶつかる事さえできない。
ましてや経営者。僕は自分の社長が「個々(従業員)が輝くためにあなたは明日何をしますか?」についてものすごく良い話しをしているよりも
「まず個々の輝きっていう言葉自体が何を指しているかはっきりしていないけれど・・・・・」っていう一言目を言ってくれたらものすごく嬉しいし、誇りに思います。
いや、ものすごく良い話しをしていても嬉しいかな笑