育成理念
全てのサッカー選手がありのままでいいし、ありのままで素晴らしい。
その中で自分がサッカーをする意味を理解し貢献する事、成長する事が大事。
君は君であることが素晴らしい。ピッチ上で君にしか出来ないプレー、アイデアに挑戦する。その中で自分がサッカーをする理由、使命、目的を自分で考え理解することで、自他ともに幸せに導く道が見つかり、より大きい成長に繋がります。
育成・指導方針
全員主役
育成年代の選手にサッカーの原理原則に沿ったプレーを教え込み過ぎるとリスクを避ける個性も魅力も無い選手に育ちがちになります。そうなると身体能力が高い選手が有利になりチームの主役になっていきます。
MIO東近江では全員が『まずは自分で行く』という気持ちを常に持ってプレーします。ピッチ上で『全員が主役を目指し』、リスクを恐れず挑戦する雰囲気を大事にします。育成年代で主役を目指してプレーすることは必ず次の年代でも活躍する糧になります。
技術・ルール・原理原則
ピッチ上であるがままであることは簡単な事ではありません。まずは相手のプレスがあり、試合の勝敗に対するプレッシャーがあり、限りある時間の中で判断に迫られます。その中で自分の魅力を発揮し自分にしか思いつかないアイデアやプレーを実行するためには何よりもまず技術が必要になります。
あるがままであることや独自性は素晴らしい事ですがそれはルールの範囲内であることが必要です。ルールを理解し範囲内で活躍する事はサッカーでも社会でも大切な事です。
サッカーは理論的なスポーツです。原理原則を理解しつつ自分の良さを優先できる環境が育成年代では大事だと考えます。
把握・多彩・閃き・柔軟・強気
- ・把握:自分の良さ悪さの把握から相手の特徴の把握、そしてピッチ上ではボール、自分、味方、相手、スペースの把握が必要。
- ・多彩:チーム戦術や決まりごとに囚われるのではなく多くの選択肢を持つ。
- ・閃き:自分にしか思いつかないアイデア、自分にしか出来ないプレーを追求する。
- ・柔軟:プレー自体の柔軟性、一度思い付いたプレーをキャンセルする柔軟性も必要。
- ・強気:様々なプレッシャーに打ち克ち強気な自分でプレーする。